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9月2日(日)遠征結果(JRA札幌)

9月2日(日)、JRA札幌第10競走すずらん賞(2歳OP 芝・1200m)にホッカイドウ競馬から6頭が出走しました。
 レースは、マンボマーチ号が好スタートから先頭に立ち、シーギリヤガール号とベルフォーラヴ号が中団から、ピッチシフター号、ラゴディラゴライ号、ヴァンヴェール号が後方から追走する展開。
直線では、最内で脚をためて、鋭い伸びを見せたシーギリヤガール号(五十嵐 冬樹騎手)が逃げ粘るレディー号(JRA)に2馬身差をつけて優勝しました(優勝タイム 1.10.0)。


シーギリヤガール号 (牝2 栗毛)
父 スターリングローズ 母スパイシーキティ 母父 タバスコキャット
馬主 ㈲新生ファーム
齊藤 正弘調教師
生産者 新生ファーム(日高町)


すずらん賞 結果
優勝 シーギリヤガール号(牝2 54 五十嵐 冬樹騎手 齊藤 正弘厩舎 438 –4)
4着 ベルフォーラヴ号(牝2 54 吉田 稔騎手 田中淳司厩舎 460 –2)
8着 ピッチシフター号(牝2 54 桑村 真明騎手 米川昇厩舎 416 -6)
10着 ラゴディラゴライ号(牝2 54 服部 茂史騎手 廣森久雄厩舎 460 –2)
15着 ヴァンヴェール号(牝2 54 佐々木 国明騎手 柳澤 好美厩舎 436 -6)
16着 マンボマーチ号(牝2 54 阿部 龍騎手 角川 秀樹厩舎 452 +6)

関係者コメント
優勝 シーギリヤガール号
五十嵐 冬樹騎手 
スタートも決まり、インの絶好のポジションを取れました。函館2歳の時は大外に入ってしまい、道中ちょっと不利もあってキツイ競馬になってしまいましたが、芝も一度経験していたし、今日はスムーズに走ることができて、この馬の能力、スピードを存分に発揮してくれました。函館の後、ここまで懸命に馬を仕上げ、勝てる状態まで持ってきてくれた厩舎スタッフは素晴らしいと思います。今日はスタッフに感謝の勝利です。応援、有難うございました。

齊藤 正弘調教師
芝も2回目で、前走(函館2歳S=9着)の経験が良い結果につながったと思います。その前走は大外枠からで、道中で前も詰まったりして消化不良なレースになりましたけど、今回は最内枠からで、冬樹も先週のニュアージゲラン(十勝岳特別=500万円以下、芝1200m=4着)の競馬を見ていてイメージした通りの乗り方をしてくれたと思います。この中間は1週前にも速いところをやったりして万全の状態に持ってこれたし、僕としては自信を持って送り出しました。勝つつもりで出走させましたが、本当に最高の結果を出せて嬉しいですね。3年前に騎手として勝った(14番人気ビービーエーディンで優勝)レースで、調教師としても勝つことができて最高です。調教師になって2年目ですが、JRAさんで勝つことも大きな目標として日々取り組んでますからね。今後については、オーナーと相談しながらじっくり考えます。

4着 ベルフォーラヴ号
吉田 稔騎手 
直線でまずまずの脚を見せてくれました。今日の段階では芝向きなのか、ダートの方が良いのかハッキリしたことは言えませんけど、初めてだったし少し戸惑ったところはありましたね。

田中 淳司調教師
初めての芝挑戦だったので特に作戦は立てず、出たとこでの競馬。最後はけっこう寄ってきてくれたし、この馬の能力は見せてくれたと思います。父はバトルラインですが、母系は芝向きですからね。芝でもダートでも能力の高いところを見せてくれて楽しみが広がりました。この後はおそらく、エーデルワイス賞(JRA交流JpnⅢ、10月25日)に直行することになると思います。

8着 ピッチシフター号
桑村 真明騎手
初めての芝でしたが、感触は良かったと思います。スタートでちょっと置いてかれましたが、脚をためて最後もいい脚を使ってくれたのですが、結果的に前が残ってしまったので、展開がちょっと向かなかったです。

米川 昇調教師
輸送も問題なくいい状態で出走出来ました。初めから後方の競馬を想定していたので、多少の出遅れは問題なかった。直線での伸びも悪くなかったと思いますよ。

10着 ラゴディラゴライ号
服部 茂史騎手
ゲート内でチャカチャカしてしまい、ちょっと若さを見せてしまいました。コーナーで大外をまわってロスしても、しっかりと伸びてくれましたし、芝も合うと思いますよ。

廣森 久雄調教師
調整・輸送については、順調でしたが16頭立ての大外枠が最後まで響いた結果となってしまいました。それでも、芝適性があるところを見せてくれましたね。

15着 ヴァンヴェール号
佐々木 国明騎手
スタートして先団につくのが理想だったのですが、馬込みに怯んでしまって、脆さを見せてしまいました。まだ、キャリアも浅いですし、今日のような厳しいレースを経験して、今後に繋がればと思います。

柳澤 好美調教師
状態は良くて輸送も問題はなかったのですが、初めての芝に戸惑ったのかな。今後については、門別に戻って状態を見てからになりそうですが、ダートの短距離路線になると思います。

16着 マンボマーチ号
阿部 龍騎手
スタートが良くて先頭に立つことが出来ましたが、息を入れることが出来なかった分、直線手前で止まってしまいました。

角川 秀樹調教師
芝の短距離のスピードにもついていけたことは、今後の収穫になると思いますね。この経験を生かして、今後は状態を見ながらオーナーと相談して考えていきます。




写真上:直線(シーギリヤガール号)
写真中:口取り(シーギリヤガール号)
写真下:直線(ベルフォーラヴ号)


写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬ひだか応援隊 神谷 健介 氏
コメント提供 楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏