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【遠征結果】第30回プリンセスカップ(カクシアジ号)

 12月2日(月)、水沢の第10競走 第30回プリンセスカップにホッカイドウ競馬からカクシアジ号(牝2 54 岩橋 勇二騎手 田中 淳司厩舎 409 +1)が出走しました。※アイアンガール号とラブミーブルー号は競走除外

レースは、好スタートからハナを切った岩橋 勇二騎手騎乗の断然の1番人気(単勝1.4倍)カクシアジ号が、直線に入っても後続を寄せ付けず、2着 ヨシノミカエル号に2馬身1/2差をつけて優勝しました(タイム 1.27.4)。
 カクシアジ号は、「GRANDAME-JAPAN2013」~2歳シーズン~のポイントを15ポイント加算し、合計47ポイントとなり、2歳シーズンの最終戦(東京2歳優駿牝馬 12月31日 大井)を待たずして、総合優勝を獲得しました。

12月2日(月)
水沢 第10競走 第30回プリンセスカップ(ダート 1400m 曇・不良)
優勝 カクシアジ号(牝2 54 岩橋 勇二騎手 田中 淳司厩舎 409 +1)

カクシアジ号
父スウェプトオーヴァーボード 母ビフォーダーク 母父キングカメハメハ
馬主 有限会社下河辺牧場
田中 淳司調教師
生産 有限会社下河辺牧場(日高町)

関係者コメント
優勝 カクシアジ号 
岩橋 勇二騎手
「実戦では初めて騎乗するので、様々な面で注意しながらレースに挑みました。
スタートして先頭に立つまで多少モタついた面はありましたが、1コーナーで先頭に立ってからは自分のペースを守ることができました。少し気を抜く面があるので、その辺りは細心の注意を払いながら道中は進め、直線も渋太く頑張ってくれました。強行軍ながらしっかり結果を残すカクシアジは、本当に偉い馬です。僕自身も結果を出すことができてホッとしています」。


田中 淳司調教師
「ゲート決まれば行ってほしいと伝えてあったんですが、今回は割りと上手に出てくれたし、他馬もあまり出てこなかったのですんなりハナに行かせてもらえて、これで大丈夫かなとは思いました。道中は、ゆったりした気持ちで見ていることが出来ましたね。園田の時もそうでしたが、とにかく道中遊びながら走っているような馬なので、今日のように他馬が詰めてきてくれるような流れの方がより能力を発揮できるんじゃないかと思います。長距離の輸送続きの中、へこたれることなく頑張り続けてくれましたし、グランダムのチャンピオンも決められたと思いますので、今季はこれがラストになりますね。こうしたシリーズレースに他場に遠征して挑む場合、とにかくまず馬自身が慣れない長距離の輸送に対応できないようなら厳しいわけで、そんな中を3場も転戦して全て勝ってくれたわけですから、馬には本当に頭が下がりますね。応援していただき、ありがとうございました。」


写真上:直線
写真中:口取り
写真下:パドック


写真・コメント提供:ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏
コメント提供:楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏